リオデジャネイロ五輪の決勝戦、残りわずか13秒。誰もが諦めかけたその瞬間、劇的なタックルで金メダルを掴み取った登坂絵莉(とうさか えり)さんの姿は、今も私たちの記憶に鮮烈に焼き付いています。
世界選手権3連覇という圧倒的な実績から「努力の天才」と称えられた彼女ですが、その輝かしい栄光の裏側には、想像を絶する葛藤やたゆまぬ努力がありました。
2022年に惜しまれつつ現役を引退した彼女は今、レスリングマットの上とはまた違う、新たなフィールドで輝きを放っています。
今回は一人の女性として、そして一児の母として歩む現在、彼女を一番近くで支えている夫の存在や、引退後に彼女が情熱を注いでいる「子どもたちの未来を作る活動」について迫っていきます。
ぜひ最後までご覧ください
登坂絵莉の輝かしい経歴!
登坂絵莉の輝かしい経歴!
女子レスリング界の「絶対女王」として、世界を舞台に数々の金メダルを勝ち取ってきた登坂絵莉さん。彼女が歩んできた道は、まさに栄光に彩られた輝かしいものでした。日本中を熱狂させたあの劇的な勝利から、驚異的な連覇記録まで、そんな輝かしい経歴を振り返っていきましょう
世界を震撼させた「絶対女王」の歩み
登坂絵莉さんのレスリングキャリアは、まさに「勝つことが当たり前」と思わせるほどの圧倒的な強さに満ちていました。彼女がマットの上で築き上げた主な実績を振り返ると、その凄まじさが改めて浮き彫りになります。
リオデジャネイロ五輪:伝説の金メダル(2016年)
そして彼女の経歴の集大成とも言えるのが、2016年のリオ五輪。初出場にして、最高の結果を日本に持ち帰りました。
世界選手権:3年連続の頂点(2013年・2014年・2015年)
世界の強豪がひしめく48kg級において、3年連続で金メダルを獲得。名実ともに「世界のトップ」として君臨しました。
全日本選手権:不動の4連覇(2012年〜2015年)
「世界一よりも難しい」と言われることもある層の厚い日本国内において、4年もの間、一度も王座を譲りませんでした。
日本中が震えた「残り13秒」の逆転劇
彼女の経歴を語る上で、絶対に外せないエピソードがリオ五輪の決勝戦です。
相手は過去に敗北を喫したこともある宿敵、スタドニク選手(アゼルバイジャン)。試合終了間際までリードを許し、絶体絶命のピンチに追い込まれていました。
しかし、残り時間はわずか13秒。そこから繰り出された執念の片足タックルが、劇的な逆転勝利を呼び込みました。最後まで諦めないその姿は、多くの日本人の心に勇気を与え、今もなお五輪史に残る名シーンとして語り継がれています。
努力で掴み取った「天才」の称号
これらの華々しい実績から「天才」と呼ばれた登坂さんですが、その裏側には誰よりも過酷な練習に耐え抜いた日々がありました。小柄な体躯をカバーするための圧倒的なスピードと、試合終盤でも衰えないスタミナ。それらはすべて、血の滲むような努力の結晶です。
怪我に苦しみ、思うように動けない時期もありましたが、そのたびに強くなってマットに戻ってきた彼女。その折れない心こそが、彼女を「絶対女王」へと押し上げた真の理由と言えるでしょう。
登坂さんの対談動画はこちら↓
登坂絵莉の経歴とプロフィールのまとめ
登坂絵莉さんのプロフィールと経歴を一つの表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前(活動名) | 登坂 絵莉 |
| 読み | とうさか えり |
| 生年月日 | 1993年8月30日 |
| 年齢 | 32歳(2026年の誕生日で33歳) |
| 出身 | 富山県高岡市 |
| 学歴 | 至学館大学卒業、同大学院修了 |
| 身長 | 152cm |
| 体重 | 48kg(現役時代は48kg級) |
| 家族構成 | 夫、長男(2021年誕生) |
| 結婚の有無 | 有(2020年8月に倉本一真さんと結婚) |
| 事務所・拠点 | HLB SPORTS |
| 他経歴(実績) | ・世界選手権 3連覇(2013-2015) ・リオ五輪 48kg級 金メダル(2016) ・2022年3月 現役引退発表 ・現在:一般社団法人「スマイルコンパス」理事長 |
努力の天才を支える夫や現在の活躍とは?
努力の天才を支える夫や現在の活躍とは?
最強の理解者!夫・倉本一真さんとの絆
「努力の天才」と称され、ストイックに競技人生を歩んできた登坂絵莉さん。そんな彼女が人生のパートナーに選んだのは、元レスリング選手で現在は総合格闘家として活躍する倉本一真(くらもと かずま)さんでした。
2020年8月の結婚発表は、多くのアスリート仲間やファンから祝福されました。同じレスリングという過酷な世界を経験してきた二人だからこそ、言葉にしなくても分かり合える深い絆があるといいます。
現在は幸せなパパとママ
2021年には第一子となる長男が誕生。SNSでは、倉本さんが育児に励む姿や、家族3人の温かい日常が度々公開されており、その仲睦まじい様子に「理想の夫婦」と憧れる声も多く寄せられています。
アスリート夫婦ならではの支え合い
現役時代、怪我やプレッシャーに悩む時期も、一番近くで彼女の心に寄り添い、背中を押し続けてくれたのが倉本さんでした。
金メダリストのその先へ。2026年現在の目覚ましい活躍
2022年に惜しまれつつ現役を引退した登坂さんですが、その情熱は今、マットの外でさらに大きく花開いています。2026年現在、彼女は主に以下の3つのフィールドで精力的に活動しています。
1. 一般社団法人「スマイルコンパス」の理事長
「スポーツを通じて、子どもたちに夢と笑顔を届けたい」という想いから設立されたスマイルコンパスの理事長として、全国各地でレスリング教室や講演活動を行っています。自身の経験を次世代に繋ぐ活動は、多くの親子から支持を得ています。
2. メディア出演・解説者としての顔
その明るいキャラクターと分かりやすい言葉選びで、スポーツ番組の解説やバラエティ番組でも大活躍。特に五輪イヤーなどの大きな大会では、選手の心境に寄り添った鋭くも温かい解説が好評を博しています。
3. 働くママとしての発信
一児の母として育児に奮闘する姿をありのままに発信するSNSは、同世代の女性たちから大きな共感を集めています。仕事、育児、そして自分磨きを両立させる彼女のライフスタイルは、まさに現代を生きる女性のロールモデルと言えるでしょう。
登坂さんが出演するバラエティー動画はこちら↓
【厳選】知ればもっと好きになる!登坂絵莉さんのトリビア3選
圧倒的な強さを誇った金メダリスト、登坂絵莉さん。しかし、その輝かしい経歴の裏側には、意外な素顔や驚きのエピソードが隠されています。
リオ五輪の金メダルは「執念の深爪」から生まれた?
登坂さんの代名詞といえば、相手の懐に鋭く潜り込むタックル。実は、彼女はこのタックルの精度を極限まで高めるため、「爪の切り方」にまで異常なまでのこだわりを持っていました。
指先が滑らないよう、深爪に近いほど短く切り揃えるのが彼女のルーティン。あの「残り13秒」での大逆転劇を支えたのは、最後の一押しで相手の足に指先を食い込ませる、ミリ単位の徹底した準備があったからこそなのです。
アイドル級のルックスと意外な“そっくりさん”
「レスリングの選手は怖そう……」そんなイメージを覆したのが、登坂さんの愛くるしいルックスでした。小柄な体格に弾けるような笑顔は、当時「レスリング界のアイドル」として世間を虜に。
実は、彼女の見た目にまつわる超有名なトリビアがあるのをご存知でしょうか?
なんと、元AKB48で女優の川栄李奈さんに「見分けがつかないほど似ている!」と、ネットやテレビ番組で大騒ぎになったことがあるのです。あまりの激似ぶりに、バラエティ番組で「双子コーデ」を披露して共演を果たしたほど。
当時のファンからは「戦う川栄李奈」という愛称で親しまれることもありましたが、ひとたびマットに上がれば、鋭い眼光で相手をなぎ倒す「絶対女王」。そのルックスと強さの強烈なギャップこそが、彼女が誰からも愛された最大のチャームポイントだったのです。
憧れの存在は「吉田沙保里」!背中を追い続けた師弟の絆
登坂さんが至学館大学を選んだ最大の理由は、レジェンド・吉田沙保里さんの存在でした。学生時代、吉田さんの練習パートナーを務めることも多く、世界最強の背中を一番近くで見続けてきました。
実は、リオ五輪で登坂さんが見せた逆転劇は、普段から吉田さんに何度も何度も跳ね返されながら挑み続けたタックルの形そのものでした。「沙保里さんならここで絶対に諦めない」――その教えが、絶体絶命のピンチを救ったのです。
まとめ
今回は「登坂絵莉の輝かしい経歴!努力の天才を支える夫や現在の活躍とは?」のテーマでお届けしました。
あらためて、今回ご紹介した内容を振り返ると、
- 圧倒的な実績:世界選手権3連覇、リオ五輪金メダルという輝かしい軌跡
- 支え合う家族:同じアスリートとして高め合える夫・倉本一真さんとの絆
- 現在の挑戦:理事長として子どもたちに夢を伝え、一児の母として奮闘する日々
と、彼女の人生は常に全力で、愛に溢れたものであることが伝わったのではないでしょうか。
アスリートの枠を超え、一人の女性としてキャリアを切り拓く登坂さんの姿は、多くの人のロールモデルとなっていくはずです。
最後までご覧下さりありがとうございました。
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