サッカー日本代表は2025年7月12日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の第2戦で中国代表と対戦し、2-0で勝利しました。サッカー日本代表のメンバーの中で、18歳という若さでスタメン出場し活躍したMF佐藤龍之介について気になった方も多いのではないでしょうか。将来の日本代表10番とも称される逸材、佐藤龍之介。今回はそんな彼の出身高校や高校時代のサッカー活動、エピソードについて紹介します。是非最後までチェックしてみてください。
佐藤龍之介の出身高校
佐藤龍之介の出身高校は東京都立田無(たなし)高等学校
佐藤選手は東京都立田無高等学校の出身です。ですが田無高校のサッカー部には所属していません。田無高校にサッカー部はありますが、佐藤選手は高校在学中は「FC東京U-18」に所属していたため、校内サッカー部には所属することはありませんでした。
田無高校出身のJリーガー
同じく田無高校の出身で有名なサッカー選手として李 忠成(元日本代表)がいます。李 忠成もまた高校からユースチームに所属していたため高校のサッカー部には所属していませんでした。
高校時代のサッカー活動
高校時代はFC東京U-18に所属
佐藤選手は高校時代は田無高校サッカー部ではなく、FC東京U‑18に所属していました。高校1年からユースチームで活躍しています。高校時代の活動はすべてクラブユースを軸にした本格的なサッカーの育成環境の中に身をおきました。
クラブユースでの大会戦歴
年代別日本代表歴
U‑16（2022年）では主に国際親善試合や国内合宿に参加。将来の主軸候補として注目されました。またU‑17（2023年）でも日本代表に選出。AFC U‑17アジアカップ2023 に出場し、日本の優勝に大きく貢献。さらに、2023年11月開催の FIFA U‑17ワールドカップ（インドネシア） でも背番号10を背負い出場。卓越したパスとテクニックで日本の攻撃をけん引しました。
16歳でプロ契約
2023年8月26日、高校2年時（16歳10ヶ月）にFC東京とプロ契約締結
トップチームで公式戦出場
2023年3月8日のルヴァンカップで16歳4ヶ月20日、先発しクラブ史上最年少先発記録を更新
幼少期から高校時代までのエピソード
中学U‑13時代に描いた明確な目標
U‑13（13歳以下）の日本代表トレーニング中、指導者に促され「2023年FIFA U‑17ワールドカップに出たい」と目標を設定。これが彼の原動力となったそうです
U-13当時は技術は高いがフィジカル不足と評価
FC東京アカデミーの当時の部長である奥原隆氏は、U‑13当時「テクニックはあるが、フィジカルが強くない」「根性の部分でまだ足りない」と評していたとのこと 。13歳でプロを意識し始めた中で、自分の弱点を強く認識した時期でした。
U‑15年代で全国大会制覇に貢献
2021年、FC東京U‑15むさしに所属し、全国クラブユース選手権で優勝。ゲキサカでは「MF佐藤龍之介(3年)、ボールを動かしながらプレッシャーをはがしてボールを運び、敵陣へと相手を押し込んでいく」との評価がありました
プロ契約時の言葉
「FC東京サッカースクールアドバンスクラスに入った小学4年生の時からずっとお世話になった大好きなクラブでプロ生活が始められることが本当に嬉しい」
高校2年でプロ契約…強い覚悟を示す
高校2年（16歳）でプロ契約を結んだ際、「プロ契約はスタートライン。これからは自覚と結果にこだわりたい」と自らの覚悟を強く語っています
U‑17日本代表でのパフォーマンスのSNSでは賞賛のコメントが
U‑17アジアカップにおいて、スルーパスやアウトサイドゴールなど圧巻プレーを連発。そのプレー集は「至宝すぎる」「完全に東京の未来」と反響を呼び、SNSでも「上手すぎ」「最後のシュート、何度見てもかっけええ」と称賛されました
まとめ
今回はサッカー日本代表で注目を集めている佐藤龍之介選手の出身高校や高校時代のサッカー活動、エピソードについて紹介しました。FC東京U‑18から日本代表まで駆け上がった背景には、東京都立田無高校に通いながらクラブユースで技術を磨き続けた努力の日々があったと思います。これからも彼の成長と活躍から目が離せないですね。最後までご覧くださりありがとうございました。
