脚本家、今泉力哉の苦労人の経歴。恋愛映画の天才がブレイクしたきっかけとは。

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いまや日本の映画・ドラマ界で「恋愛映画の名手」としてその名を知らない人はいない脚本家・監督の今泉力哉(いまいずみ りきや)さん

しかし、その華々しい活躍の裏には、10種類以上のアルバイトを掛け持ちし、映画学校の事務員として働きながらメガホンを執り続けたという長い下積み時代がありました。

どのようにして今泉さんは「報われない時間」を乗り越えられたのか? そして、一躍今泉さんをスターダムへと押し上げた「ブレイクのきっかけ」は何だったのか?

今回は2026年、主演・杉咲花さんとタッグを組んだ最新ドラマでも注目を集める今泉さんのありのままの生き方について迫っていきます。

是非最後までご覧ください

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脚本家、今泉力哉の苦労人の経歴

脚本家、今泉力哉の経歴。知られざる苦労人時代とは

今でこそ、日本映画界やドラマ界の最前線で「恋愛映画の天才」と称賛される今泉力哉さん。しかし、その輝かしいキャリアの裏には、多くの人が驚くほどの長い下積み時代がありました。

夢を支えた「10種類以上のアルバイト」

今泉力哉さんの経歴を語る上で欠かせないのが、生活のために走り回ったという過去です。
そのころ今泉さんは映画監督を志しながら、コンビニ、映画館、皿洗いなど、経験したアルバイトは10種類以上だそうです。

また一時は吉本興業の芸人養成所(NSC)に通っていた時期もあり、今の作風にも通じる「絶妙な会話のユーモア」は、この頃の多様な人間観察から培われたのかもしれません。

「正社員の事務員」をしながら映画を撮る

最も意外な経歴は、映画学校「ENBUゼミナール」での日々です。今泉さんは、なんと同校の「事務員」として正社員で働きながら、休日や就業後に自主映画を制作していたのです。

「映画一本で食べていけない」という現実を抱えながら、電話応対や書類整理といった事務作業をこなし、自らの創作意欲を燃やし続ける。

この時期の「生活者の視点」があるからこそ、今泉さんの描くキャラクターは、どこか等身大で、私たちの日常とのリアリティを持っています。

「評価は高いのにヒットに恵まれない、もどかしい数年間」

その後、今泉さんは商業デビューを果たしましたが順風満帆とはいきませんでした。
2013年に『サッドティー』が東京国際映画祭で高く評価され、「恋愛映画の新しい才能」として注目を浴びますが、それで生活が劇的に変わることはありませんでした。

この時期の今泉さんは、「業界内での評価は高いのに、興行的な大ヒットには届かない」という、クリエイター特有の苦しい時期を過ごしました。

予算の限られた現場で、いかに少ないカット数で役者の魅力を引き出すか。そんな状態で磨かれたのが、今や今泉さんの代名詞となっている「長回し」や「固定カメラでの会話劇」といった演出術でした。

お金がないからこそ、知恵を絞る。ドラマチックな事件が起きないからこそ、感情の機微を徹底的に表現してみる。

この「恵まれない環境での試行錯誤」こそが、のちに大爆発する『愛がなんだ』の土台となったのです。

転機となった、ある一作の「爆発」

そんな「事務員兼・監督」だった今泉さんに、大きな光が当たったのは2019年のことでした。

映画『愛がなんだ』が、公開されるやいなやSNSを中心に爆発的な口コミを生みました。ミニシアターの枠を超え、連日立ち見が出るほどの社会現象を巻き起こしたのです。

「一方通行の片想い」や「カッコ悪い自分」を肯定するような脚本は、かつてないほど若者の心を掴みました。この作品を機に、今泉さんは「恋愛映画の名手」として地位を築き始めました。

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今泉力哉の経歴プロフィールまとめ

項目内容
氏名今泉 力哉(いまいずみ りきや)
生年月日1981年2月1日
年齢44歳(2026年1月現在)
出身地福島県郡山市
学歴名古屋市立大学芸術工学部 卒業/ENBUゼミナール 卒業
所属事務所ダブ(DUB)
家族妻(映画監督・今泉かおり)、子供
身長・血液型身長181cm・B型
異色の経歴元・吉本興業NSC大阪校25期生
元・映画学校「ENBUゼミナール」正社員(事務員)
主要映画作品『サッドティー』(2013年)
『愛がなんだ』(2019年/ブレイク作)
『アイネクライネナハトムジーク』(2019年)
『街の上で』(2021年)
『ちひろさん』(2023年/Netflix)
『からかい上手の高木さん』(2024年)
最新の活動『冬のなんかさ、春のなんかね』(2026年1月期)
日本テレビ系。主演・杉咲花。初の地上波GP帯連ドラ脚本・監督作品

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恋愛映画の天才がブレイクしたきっかけとは。

天才・今泉力哉がブレイクするきっかけとなった作品『愛がなんだ』

今泉監督を語る上で、避けては通れないターニングポイントがあります。それが、2019年に公開された映画『愛がなんだ』(原作:角田光代)です。

この一作がなぜ、今泉さんを「苦労人の監督」から「日本を代表する天才脚本家」へと押し上げたのか。その理由は、大きく分けて3つあります。

SNSで爆発した「共感」の嵐

公開当初はミニシアター中心の小規模な上映でしたが、ふたを開けてみれば初日から満席・立ち見が続出しました。

「都合のいい女だと分かっていても、どうしても追いかけてしまう」「カッコ悪い自分を見ているようで、直視できないほど苦しい」。

『愛がなんだ』は、これまでの恋愛映画が切り捨ててきた、「人間の泥臭く、カッコ悪い姿」を真っ向から描いたことで、SNSには「#愛がなんだ」のハッシュタグとともに、共感と衝撃のコメントが渦巻きました。

「成長しない主人公」を肯定する作風

これまでの映画のセオリーは、主人公が恋を通じて成長し、何かを得るというものでした。しかし今泉監督は、「間違ったままの自分」「成長しないまま突き進む恋」を、否定も肯定もせずにそのまま映し出しました。

この「ありのまま」を許容する脚本スタイルが、現代を生きる人々の「正解のない不安」にフィットし、唯一無二の今泉ブランドを確立しました

圧倒的な「台詞のリアリティ」

なぜ今泉さんの言葉は、これほどまでに心に響くのか。その理由は、脚本に宿るリアリティ性にあります。沈黙の中にある「間」や、あえて視線を外して放たれる不器用な言葉。

このことは今泉さんが事務員として働きながら街を見つめた日々、そして低予算でも「最高の芝居」を追求した下積み時代の経験が生かされているといえます。

だからこそ観客は、スクリーンの中に「自分自身の姿」を見出してしまうのでしょう。

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今泉力哉の2026年最新作ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』

『冬のなんかさ、春のなんかね』は、2026年1月14日より、日本テレビ系で放送開始の連続ドラマです。今泉監督にとって初の地上波ゴールデン・プライム(GP)帯での脚本・監督作品となります。

一言でいえば、「深夜帯やミニシアターで愛された『今泉ワールド』が、地上波の王道で見事に花開いた一作」といえるでしょう。

  • あらすじと特徴: 小説家で古着屋のアルバイトもしている27歳の主人公・文菜(杉咲花)が、現在の恋人(成田凌)と向き合うために過去の恋愛を振り返る「考えすぎてしまう人のためのラブストーリー」です。
  • キャスト: 主演の杉咲花さんをはじめ、成田凌さん、岡山天音さん、水沢林太郎さんといった実力派が集結しています。
  • 主題歌: Homecomingsの「knit」が、今泉ワールド特有の繊細な空気感に寄り添っています。 

「恋愛映画の天才」が、ついにテレビドラマという大きなステージで、日本中の「報われない恋」や「煮え切らない想い」を抱えるすべての人に、答えを出さずに一緒に悩んでくれるような、そんな場所を届けてくれるのではないでしょうか2026年冬の最注目作にぜひ期待しましょう。

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まとめ

今回は「脚本家、今泉力哉の苦労人の経歴。恋愛映画の天才がブレイクしたきっかけとは」のテーマでお届けしました。

長い下積み時代を経て、唯一無二の恋愛映画を描き続ける今泉さん。「主人公が成長しない物語」や「曖昧な人間関係」を肯定する数々の作品は、私たちに「これでいいんだ」という肯定感を与えてくれます。

2026年1月からは杉咲花さん主演のGP帯連続ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』もスタートし、今泉さんのさらに活躍は加速するでしょう

ぜひ今泉さんのブレイク作である『愛がなんだ』や最新ドラマの方もチェックしてみてください。

最後までご覧下さりありがとうございました。

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