陸上3000m障害で活躍する三浦龍司選手は、大学卒業後にスバル陸上競技部を新たな舞台として選びました。
この記事では、三浦選手が「なぜスバルに入社したのか」「他の実業団ではなくスバルを選んだ理由」についてお届けします。
また三浦選手は2025年4月にスイス発のスポーツブランド「On」とアスリート契約を結びましたが、その内容についても紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
三浦龍司はなぜスバル陸上部を選んだのか
三浦龍司選手がスバル陸上競技部を選んだ理由について、本人・関係者の発言を元に整理すると以下のようになります。
完全に「なぜスバルなのか」と明言されていない点もあるので、「決め手」「重視したこと」を中心にお届けします。
三浦選手の意志を尊重してくれたこと
三浦選手は今後も「トラックを主戦場にしたい」と考えていて、スバルの監督・コーチ陣がその意向を尊重してくれたことが挙げられます。
環境づくりに熱心なスタッフの存在
三浦選手は、スバルの奥谷亘監督はもちろん、スタッフ、選手が「やりたいこと」に耳を傾け、実現できる環境を整備しようとしていたことを重視しました。
母校の順天堂大学を拠点にしながら競技を続けられること
実業団入りしても、トレーニングの拠点やスケジュールなど、大きな流れは大学時代と変えず、順大を拠点に練習できる体制が整えられていたこと
監督やスタッフの人間性に魅力を感じたこと
スバルの監督やスタッフの人柄について、一連のやり取りを通じて「この人たちなら自分のやりたいことをサポートしてくれる」と感じたことが挙げられている
競技技術の質・強度を高める環境
三浦選手は実業団の世界ではさらに技術の質や強度を上げる必要性を感じていたそうです。スバルはそうした部分にも対応できる環境を持っていると判断しました。

「On」とのアスリート契約について
三浦選手はスイス発のスポーツブランド「On(オン)」と2025年4月22日にアスリート契約を結びました。シューズやウェアの提供を受けながら競技活動をサポートされています。
この契約は用具支援にとどまらず、世界陸上でのメダル獲得や3000m障害での8分切りといった目標達成に向けて伴走、協力する形と位置づけられています。
用具・プロダクトサポート
契約により三浦選手はOn製品(シューズ、ウェアなど)の提供を受け、日常の練習やレースで着用するモデルもOnのものになります。
たとえば、ジョグには「Cloudsurfer 2」を、レースでは「Cloudspike Antrius」など、Onのパフォーマンス志向のモデルを使うことと報じられています。
大会での目標をサポート
この契約は単なるスポンサー契約ではなく、
三浦選手自身が「世界陸上(東京大会2025年)でのメダル獲得」「3000m障害で8分を切る」という記録更新を目指すという具体的な目標設定が含まれています。
Onもその目標達成をサポートする意向を公にしています。

まとめ
この記事では「三浦龍司はなぜスバル陸上部を選んだのか。Onとのアスリート契約も紹介」のテーマでお伝えしました。
三浦選手が数ある実業団の中からスバル陸上部に所属することになった理由としては、自分の意向を聞き入れてくれたこと、母校の順大を拠点に活動できること、スタッフの人間性などがあります。
また2025年4月に契約した「On」とのアスリート契約については、三浦選手の競技成果に沿った内容となっており、今後の目標にしっかりとしたサポートが期待できます。
これからもよりよい環境の中で技術を磨き、日本の陸上界をけん引して欲しいと思います。
最後までご覧下さりありがとうございました。